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配信メールマガジン

11月配信

人援隊の瓦版 第13号

新任管理職と昇進うつ

皆様、こんにちは。
人財育成と営業支援で日本の発展に貢献する企業、人援隊です。
朝晩とずいぶん冷え込む季節になってまいりましたが、ご体調など崩されていないでしょうか?

今回、瓦版は第13号となり、発行を始めてついに1年を迎えることができました。
これもひとえに読者の皆様のおかげでございます。

そして第13号を発行した本日11月14日は、弊社人援隊が大きな影響を受けた坂本龍馬氏の誕生日であり、命日でもある11月15日の前日でもあり、一区切りの感慨ひとしおでございます。

そんないろいろなことが重なったタイミングでの第13号。
今回は新任管理職がテーマです。
少し趣向を変え、冒頭をドラマのあらすじ仕立てにしております。

ぜひ最後までご一読いただければ幸いです。
(本メールはお名刺交換をさせていただいた方へお送りしております。)


~今月の目録~

①【コラム】ドラマ風人事コラム~第1回:部下にやさしく~

②瓦版バックナンバー公開のお知らせ

③最終回!人援隊隊長 今月の一言


①【コラム】ドラマ風人事コラム
~第1回:部下にやさしく~

東京、原宿にある、某中小企業営業部の社員である後田 豪(うしろだ ごう)は、同期の田中 太郎(たなか たろう)、小坪 日脚(こつぼ ひあし)とともに会社の売上を支えており、毎日ノルマに追われる激務生活を送っていた。
ある日、豪たち3人は、銀行口座に普段の給与以上の金額が振り込まれていることに気づく。
3人は思わず全部使ってしまうが、それは何と、営業部を訪ねてきた新入社員、小嵐 章(こあらし あきら)の上長となる管理職手当だったのだ。
章は「小嵐の上長、すなわち管理職に新任する」という社長からの手紙を3人に差し出す。
すでに管理職手当を使い切ってしまった豪たちは、断るすべもなく、突如管理職になるのであった…。

どこかのドラマをパロディにしたような設定のあらすじですが、人事異動や辞令により、急に部下ができる、というのは、企業においてよくある話かと思います。

特に近年、新入社員を手厚く育成する企業も増え、現場への配属が後ろ倒しになってきているので、秋ごろに急に部下ができた、という方も少なくないのではないでしょうか?

ドラマのように紆余曲折経ながらも、力強く、誰もが歩んでいければいいですが、現実はなかなか世知辛いもの。
特に、秋から冬にかけて、何となくセンチメンタルな気分になりやすいこの季節に、急に部下ができるという環境の激変が生じると、調子を崩し、悪い場合はうつになってしまうことがあります。
これが、近年よく耳にする昇進うつの一つです。

昇進という環境の変化をきっかけに、発症する昇進うつ。
慣れない環境で、慣れない業務を必死にやっていると、部下を怒ることが増え、色々うまくいかず、自分が思い描く理想の上司になろうと自身を追い込み、自信を失いうつになる…。
そんな経緯で昇進うつを発症するということが少なくないそうです。

本来は年度初めの4月に多いのですが、異動の多い秋も要注意。
気候的な理由もあいまり発症しやすいとのことです。

・ストレスへの対処方法
ストレスへの対処に食生活や運動が大事だという話を聞いたことはないでしょうか?
心のお話でなぜ身体面?と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実は、ストレスと身体には密接な関係があります。

例えば、緊張すると汗をかいたり、肩に力が入ったりするというのは、皆さんもご経験がある身体への反応ではないでしょうか?
ストレスの影響は、身体に現れます。
なので、ストレスへの対処に身体面からアプローチするのが有効だといわれているのです。

ストレスで現れた身体の反応はできるだけその場で対処しましょう。
ストレスの影響で生じた身体の反応が続いている間は、たとえストレスがなくなったとしても、ストレス下での緊張状態が継続しています。
なので、例えばストレスで肩に力が入ってしまったときは、早めにほぐしてあげると、ストレスの影響を減らせます。

また、考え方を変えることもストレスへの有効な対処といわれています。
例えば、部下に
「この前頼んだあの仕事、終わっているか?」
と確認したところ、
「いえ、まだ手を付けておりません。」
と返事が来た際、
「なぜまだやっていないんだ!」
と考えるか、
「まだ手をつけられていないということは何か事情があるのかな?」
と考えるかで、自身にかかる心の負荷が変わってきます。

このように、考え方を変えるとストレスに対する自身の反応も変えられる為、考え方を変えることはストレスへの有効な対処法といわれています。

新たに管理職のポストにつくと、日々いろいろなストレスがかかるかと思います。
そんな時は、心と身体の両面に働きかけると、昇進うつを避けられるかもしれません。

・重要なのは頼ること、任せること
しかしながら、対処はあくまで対処。
いくらストレスにうまく対処できたとしても、多大なストレスを減らすことができなければ、根本的な解決にはつながりません。

昇進うつで多く見られる共通点が、「責任感が強い」、「1人で抱え込む」
です。
上司たるもの、しっかりしなければいけない、となんでも抱え込み、つぶれてしまうというケースは少なくありません。

昇進うつを防ぐために大切なのは、思い切って他人を頼ることです。
部下に任せることは任せる、自分で対応しきれないことは上長の手助けを受ける。
そうやって周囲を頼り、仕事を手放すことが上司としてのマネジメントの一歩なのかもしれません。

しかし、この、仕事を手放す、というのがとても難しいところ。
一歩間違えれば部下に仕事を丸投げしているようにしか見えない、なんてことになりかねません。

次回は、この仕事を手放す、部下に任せるという観点から、マネジメントのお話をしていきたいと思います。

②瓦版バックナンバー公開のお知らせ

これまで1年間続けてきたメルマガ、人援隊の瓦版。
季節に合わせ、その時々に皆様のお役に立てるよう、色々なテーマでコラムを掲載させていただきました。

今回、人援隊の瓦版1周年を記念して、これまで掲載してきたコラムのバックナンバーを公開させていただきます!
読者の皆様に、少しでもお役に立てば幸いです。

バックナンバー公開第1回は、2017年12月にお送りした、「目前!新入社員研修準備シーズン~最近の若者ってどうなの??」です。
是非ご覧ください!!
https://bit.ly/2qKr1v2

③最終回!人援隊隊長 今月の一言

弊社、人援隊隊長の山本が、海援隊隊長、坂本龍馬氏の言葉をピックアップし、皆様にご紹介させていただいているこのコーナー。
このコーナーも、振り返れば1年続いてまいりました。

坂本龍馬氏の誕生日からスタートしたこのコーナーも、やはり坂本龍馬氏と同様、誕生日であり、命日でもあるこのタイミングで終わらせようということで、いよいよ最終回を迎えることに…。

人援隊隊長、山本が選ぶ、最後の今月の一言はこちらです!

「人間というものは、いかなる場合でも、
好きな道、得手の道を捨ててはならない」
坂本龍馬


最後までお目通しいただきありがとうございます!
次回の瓦版もどうぞよろしくお願い致します。