レスポンシブ対応中のため、PCにて下記閲覧環境でのご確認をお願い致します。ブラウザサイズ:横 1400px 以上 縦 900px以上

MAIL MAGAZINE

配信メールマガジン

12月配信

人援隊の瓦版 第27号

仕事を手放すことと部下のマネジメント

皆様、こんにちは。
人財育成と営業支援で日本の発展に貢献する企業、人援隊です。
今年は暖冬かな?と油断していたら一気に冷え込んできた今日この頃、皆様ご体調など崩されていないでしょうか?

年末に差し掛かり、非常にお忙しくされていることと存じますが、お風邪など召されませぬよう、ご自愛ください!

さて、今回のテーマは部下のマネジメントについてです。
前回、冒頭をドラマのあらすじ仕立てに新任管理職についてお話しましたが、今回はまた別のドラマのあらすじ仕立てにして前回お話できなかった部下に仕事を任せる、仕事を手放す、ということについてお話します。

ぜひ最後までご一読いただければ幸いです。
(本メールはお名刺交換をさせていただいた方へお送りしております。)


~今月の目録~

①【コラム】ドラマ風人事コラム
第2回:ひとつ部署の下~そこに愛はあるのか?~

②瓦版バックナンバー公開のお知らせ

③懇親会?接待?飲みニュケーション?~人援隊の店ログ~


①【コラム】ドラマ風人事コラム
第2回:ひとつ部署の下~そこに愛はあるのか?~

かつて大手企業のトップセールスマンだったが、病気にかかり退職した主人公・柏谷達也は、自身の社会復帰を報告するために、7年前、自身の病気以来取りつぶしになった部署の、かつての部下達を訪ね歩く。
妹分であった小幸以外、最初は達也を拒絶していた部下達も徐々に理解を示し、話が進むにつれてやがて達也の下で働くようになる。
毎日喧嘩ばかりしながら少しずつ絆を深めていくが、やがて部署が崩壊の危機に瀕する出来事が何度も訪れる…。

前回パロディしたドラマの設定はどこに行った?という感じですが、今回は前回の予告通り、仕事を手放す、部下に任せるという観点から、マネジメントのお話をいたします。

今回のあらすじを見ると、主人公の達也はなんだかんだいろいろな障害を乗り越えて、再び部下からの信頼を取り戻し、数々の困難に立ち向かっていくように感じます。

皆さんも、最初は拒絶していた部下達がやがて自分の元で働いてくれ、ともに数々の困難に立ち向かってくれるという部署を作り上げる達也のような上長というのは、のどから手が出るほど欲しい人財ではないでしょうか?

一見ドラマのあらすじをただパロディしたものに見えますが、このストーリーにはマネジメントの中でも重要な「部下育成」のキーワードとなる文章が隠れています。
それは、「理解を示し」と「絆を深めていく」です。

ここで皆さんに一つ質問です。
皆さんは、ご自身が何かを教わった時、あるいは褒めてもらった時、素直に納得できる・喜べる人と、そうでない人はいないでしょうか?
No、と答えた方は、叱られた時、であればいかがでしょうか?

おそらく大半の人がYes、と答えるかと思います。
実は、この質問は部下育成の本質をついており、「何をするか?」「何を言うか?」ではなく、「誰がするか?」「誰が言うか?」が重要だということを示しています。

部下のマネジメントや部下育成では、よく「何をすればいいか」「何をどう言えばいいか」と方法論に目が行きがちです。
しかし、どんなにHowが優れていても、言われた部下にとって上長が「素直に納得できる・喜べる人」でなければ、響きません。
そのため、部下のマネジメントや部下育成では、信頼関係を築くこと、すなわち“絆を深めていく”ことが大切になります。

国語辞典である大辞林によると、「信頼とは、ある人や物を高く評価して、すべて任せられるという気持ちを抱くこと」とあります。
前回、仕事を手放し、部下に任せるのは難しい、と書きましたが、その原因は部下との間に信頼関係を築けていないことにあるかもしれません。

では、どうすれば信頼関係を築き、“絆を深め”、部下に任せていけるか。
それは、興味を持ち、部下のことを知ることから始まります。

その中でも、どんな価値観をもっているかを理解することが重要です。
人の行動は、その人の価値観に根ざしたものになります。
どんな価値観を持っているか理解できれば、その人の行動も自ずとわかるようになるでしょう。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」
旧大日本帝国海軍第26,27代連合艦隊司令長官、山本五十六の有名な言葉ですが、皆さんはこの言葉に続きがあることをご存知でしょうか?

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」
「やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

仕事を手放し、部下に任せる際には、まず自分がやって見せ、説明し、やらせてみてください。
そして、部下に対して関心を持ち、しっかり話し合いながら、耳を傾け、共感し、任せてあげましょう。
感謝の気持ちを忘れずに、部下を信頼して見守っていけば、部下は育ち、それに応えてくれます。

仕事を手放し、部下に任せることは簡単ではないかもしれません。
しかしながら、部下に仕事を任せなければ、上司はどんどん仕事を抱えてしまい、上司として求められている役割を果たすことができなくなります。
もしかすると、先月お伝えした昇進うつになる可能性もあります。

こうして考えると、新任管理職に必要な最初のスキルは、部下に興味を持つこと、なのかもしれません。

②瓦版バックナンバー公開のお知らせ

季節に合わせ、その時々に皆様のお役に立てるよう、色々なテーマでコラムを掲載させていただいたメルマガ、人援隊の瓦版。

今回、公開させていただくバックナンバーは、2018年1月にお送りした「上も下も不満爆発!?人事評価で重要な観点とは??」です。

年末から年度末に向けて、一気に増えてくる業務ですが、その中で皆様が悩みがちなテーマが「評価」だと思います。

忙しさに追われている中、取り組まなければいけない難しく大変なテーマですので、なるべく早い段階で取り組むが吉。

人援隊では評価者様をご支援する取り組みを行っていますが、その中で感じる重要な観点について記述しております。
ぜひご覧ください。
https://bit.ly/2UzIrIs

③懇親会?接待?飲みニュケーション?~人援隊の店ログ~

今回からスタートする~人援隊の店ログ~のコーナー。
営業支援から組織の活性化まで、様々なご支援に取り組んでいる弊社、人援隊ですが、このコーナーでは、そんな人援隊が様々なビジネスシーンで活用できるお店をご紹介いたします!

今回ご紹介するお店はこちら!

くずしわしょく 香季庵
http://www.koukian.jp/

香季庵は銀座と神田・日本橋にお店を構える創作和食のお店。
落ち着いた雰囲気で多数の個室を用意している店内は、まさに商談や接待にもってこいです。

創作和食というと高価なイメージがありますが、香季庵はコースが3000円からと非常にリーズナブル。
お料理も品数が多く、大変コストパフォーマンスが高いのが特徴です。

弊社、人援隊隊長の山本もお気に入りで、神田近辺での会食にはよく利用しています。

落ち着いた雰囲気の中、ここ一番の商談をしたいとき、予算がない中でもしっかりとした接待をしたいとき、そんなときは、ぜひ香季庵をご利用してみてはいかがでしょうか?


今号も最後までお目通しいただきありがとうございます!
次回の瓦版もどうぞよろしくお願い致します。